足立区の歴史・概要
足立区は、東京都の北部に位置し、かつては海辺に面した湿地帯や荒地だったと言われています1。「足立」という地名は、周辺に葦が多く生えていたことから「葦立ち(あしだち)」と呼ばれていたのが変化したという説があります2。
足立区が発展し始めたのは、千住に日光道中の最初の宿場が定められた江戸時代からです1。明治以降は軽工業・重化学工業が盛んになり、鉄道の開通とともに人口も増加しました1。昭和7年(1932年)10月に南足立郡の10カ町村が一つの区として統合され、足立区が誕生しました2。
現在の足立区は面積53.25平方キロメートル、人口約69万人を擁し、荒川をはじめとする豊かな水辺や区内に点在する自然環境、西新井大師などの名所旧跡に恵まれた区として発展を続けています1。
主要な駅の概要
足立区内には多くの駅があり、主要な駅は以下の通りです3:
駅名 | 路線名 |
|---|---|
北千住駅 | 東京メトロ日比谷線、JR常磐線各駅停車、東京メトロ千代田線、JR常磐線快速、つくばエクスプレス、東武伊勢崎線 |
西新井駅 | 東武大師線、東武伊勢崎線 |
綾瀬駅 | JR常磐線各駅停車、東京メトロ千代田線 |
竹ノ塚駅 | 東武伊勢崎線 |
青井駅 | つくばエクスプレス |
六町駅 | つくばエクスプレス |
このほか、日暮里・舎人ライナーの駅も多数あり、区内の交通の便は充実しています3。
高齢者の人数と推移・市区町村内の人口に占める割合
令和6年(2024年)の足立区の総人口は694,725人で、高齢者数は168,956人、高齢化率は24.32%となっています4。高齢者数は平成29年から令和2年まで増加を続けていましたが、令和3年から減少に転じています4。高齢化率は令和5年の24.51%から0.19%減少しました4。
高齢者の内訳を見ると、前期高齢者(65歳~74歳)が69,663人、後期高齢者(75歳以上)が99,293人となっています4。
足立区内の都営住宅の物件名や住所
足立区内には多くの都営住宅があります。主な都営住宅は以下の通りです5:
住宅名 | 所在地 |
|---|---|
都営中央本町一丁目団地2号棟 | 足立区中央本町一丁目 |
都営中央本町一丁目団地1号棟 | 足立区中央本町一丁目 |
都営中央本町五丁目-1号棟 | 足立区中央本町五丁目 |
都営中央本町五丁目-2号棟 | 足立区中央本町五丁目 |
都営中央本町二丁目アパート2号棟 | 足立区中央本町二丁目 |
また、足立区営住宅も複数あります6:
住宅名 | 所在地 | 戸数 | 建設年度 |
|---|---|---|---|
竹の塚六丁目アパート | 足立区竹の塚6-1-1 | 45 | 1980 |
新田二丁目アパート | 足立区新田2-2 | 38 | 1976 |
大谷田一丁目第2アパート | 足立区大谷田1-35-1 | 20 | 1983 |
伊興町前沼アパート | 足立区伊興本町1-7-1 | 44 | 1981 |
中央本町四丁目アパート | 足立区中央本町4-5-2 | 120 | 2016 |
足立区内の高齢者住まい相談窓口、地域包括支援センターの住所と電話番号
足立区内には複数の地域包括支援センター(通称:ホウカツ)があり、高齢者の総合相談窓口として機能しています7。主な地域包括支援センターは以下の通りです89:
センター名 | 電話番号 | 所在地 | 担当地域 |
|---|---|---|---|
地域包括支援センターさの | 03-5682-0157 | 足立区佐野2-30-12 | 加平、北加平町、神明、神明南、辰沼、六木、佐野、大谷田2~5 |
地域包括支援センター中川 | 03-3605-4985 | 足立区中川4-2-14 | 東和2・4・5、中川、大谷田1 |
地域包括支援センター東和 | 03-5613-1200 | 足立区東和4-7-23 | 綾瀬、東綾瀬、谷中、東和1・3 |
地域包括支援センター西綾瀬 | 03-5681-7650 | 足立区西綾瀬3-2-1 | 西綾瀬、弘道、青井2 |
地域包括支援センター西新井 | 03-3898-8391 | 足立区西新井2-5-5 | 西新井、栗原 |
これらのセンターでは、高齢者やご家族の方の在宅生活における様々な相談に応じています10。家族介護の悩みや福祉、医療、施設入所・介護予防等の相談、介護保険制度やサービス利用法についての説明や介護保険申請の代行も行っています1011。
足立区内における高齢者向けの補助金
足立区では高齢者向けに様々な補助金や支援制度を実施しています:
1. 高齢者世帯向けセーフティネット住宅への家賃低廉化補助
区内のセーフティネット専用住宅に一定所得以下の高齢者を入居させる賃貸人に対し、家賃低廉化にかかる費用の補助を行っています12。対象となる住戸一戸あたり月額25,600円を上限とし、専用住戸として管理を開始してから15年7か月(補助金の総額が480万円を超えない範囲)が補助期間となります12。
入居対象者は以下の条件を満たす必要があります12:
60歳以上の単身または同居する者が配偶者、60歳以上の親族である者
足立区内に引き続き1年以上居住していること
入居世帯の月額所得が15万8千円以下であること
2. 葬祭費補助
足立区では、故人が国民健康保険に加入していた場合や後期高齢者医療制度に加入していた場合、葬祭費として7万円が支給されます13。
3. その他の生活支援サービス
足立区では高齢者の生活を支援するための様々なサービスを提供しています1415:
緊急通報システム:緊急時にペンダント式のボタンを押すと民間受信センターに自動通報する機器を設置するサービス14
救急医療情報キット:救急搬送時に救急隊が迅速な活動を行えるよう、医療情報を記入し冷蔵庫に保管するキットの配布14
乳酸菌飲料配達による安否確認:業者が毎日乳酸菌飲料を配達し、安否の確認を行うサービス14
配食サービス:栄養バランスのとれた食事を自宅まで届けるサービス14
福祉用具の給付:シルバーカー(手押し車)、自動消火装置、電磁調理器などの給付14
シルバーステッキ(杖)の支給:65歳以上の歩行の不自由な方への杖の支給14
これらのサービスは、原則として満65歳以上で、足立区に住民登録があり、足立区の介護保険証をお使いの方が対象となります15。利用には事前の申請と区の認定が必要です15。
以上が足立区における高齢者向け賃貸住宅に関する特集です。足立区では高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、様々な支援制度やサービスが整備されています。