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シニア向け(高齢者向け)賃貸とは?知っておきたい特徴や実際の入居者属性まとめ

シニア向け(高齢者向け)賃貸とは?知っておきたい特徴や実際の入居者属性まとめ

公開日

2025/8/29

更新日

2025/8/27

近年、日本は世界でも最も高齢化の進んだ国のひとつとして知られています。

内閣府「令和7年版高齢社会白書」によると、65歳以上の人口は3,624万人にのぼり、総人口の29.3%を占めています。

さらに一人暮らしの高齢者も増加しており、同じく高齢社会白書によると2050年まで右肩上がりで増加していくことが予測されています。

こうした状況の中で注目を集めているのが「シニア向け賃貸住宅」です。

これまで、高齢者の住まいといえば施設や介護付き住宅がイメージされがちでしたが、実はもっと日常的で、身近に利用できる住まいの選択肢として「高齢者向け賃貸」が拡大しています。

本記事ではその特徴や実際の入居者傾向、そしてなぜ選ばれているのかを分かりやすく解説します。


参照元:内閣府「令和7年版高齢社会白書

シニア向け賃貸住宅(高齢者向け賃貸住宅)の特徴

「シニア向け賃貸住宅」とは、法律等によって明確に決められた言葉の定義が存在してるわけではありません。一般的には、高齢者が安心して生活できるように設計やサービス面で配慮された賃貸住宅のことを指します。

介護が必要になる前の自立した高齢者が、これまでの暮らしに近いスタイルを維持しながら安心して暮らせるのが特徴です。

転倒予防のための手すり、段差の低い住空間、緊急時に対応できる見守り設備などが整備されており、日常的な自由度はそのままに「安心感」をプラスした住まいといえます。

また多くのシニア向け賃貸は60歳以上もしくは65歳以上を対象としており、高齢者が安心してコミュニティを築けるよう工夫されているケースもあります。

「高齢者向け施設」や「サービス付き高齢者向け住宅」との違いは?

高齢者向けの住まいには、「老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」といった選択肢があります。

これらとシニア向け賃貸住宅の違いを理解することが、住まい選びの第一歩となります。

介護施設の場合は介護サービスが前提となっており、日常生活を総合的にサポートしてくれる仕組みが整っています。

一方で自由度は低く、生活リズムやプライバシーが制約されることもあります。

サ高住は自立して暮らせる高齢者を対象に、緊急時対応や生活相談サービスが付帯していますが、介護度が重くなるにつれて追加費用が発生するのが一般的です。

これに対して、シニア向け賃貸は「一般の賃貸住宅」に近い位置づけです。

介護を前提としないため生活の自由度が高く、入居者が自分のライフスタイルを維持できる点が特徴となります。

これにより自立を重視する高齢者や、なるべく自分の力で暮らし続けたいと考えるシニア層から選ばれやすくなっているのです。

実際の入居者データ(アンジュプレイスの場合)

実際のシニア向け賃貸の入居者データを具体的に見てみましょう。

都内を中心に展開している「アンジュプレイス」では、入居者の平均年齢は77歳で、入居者の約7割が女性という結果が得られています。(2025年8月時点)

これは一般的に女性の方が長寿であることが影響しているとも考えられます。

また入居者の転居元を調査すると、約7割が同じ市区内や周辺エリアからの住み替えでした。慣れ親しんだ地域で生活を続けたいというニーズが根強く、住まいを大きく変えずに安心できる環境を求められていることがわかります。

また元々住んでいた自宅を売却して、その売却資金をもとに賃貸入居するケースも数多く見られます。こうした実態からも、シニア向け賃貸は多くの方にとって身近な選択肢であることが理解できます。

アンジュプレイスが選ばれる理由

駅から近い立地の利便性

アンジュプレイスが評価される大きな理由のひとつが「駅からの近さ」です。

高齢者が暮らすうえで、買い物や通院時のアクセスは大きな課題です。駅に近ければ生活に必要な場所へ無理なく移動でき、子ども世帯からの訪問もしやすくなります。

安心できる居住環境

防災面に加えて、見守りサービスによる緊急時に迅速に対応できる体制が整っている点も安心感につながります。「介護施設に入るほどではないが、一人暮らしは不安」というニーズに応えられるのが特徴です。

経済的に利用しやすい住まい

同一エリアの介護施設やサ高住と比較すると、家賃水準は同等かやや抑えられています。

また入居時にかかる初期費用についても、一般的な賃貸契約に近く、ハードルが低いのも魅力です。

まとめ

シニア向け賃貸住宅は、高齢者が自分らしい生活を大切にしながら安心を確保できる、新しい形の住まいです。

今後も高齢化の進行に伴い、シニア向け賃貸はさらに身近な住まいとして普及していくと考えられます。

自分や家族が安心して暮らすために「シニア向け賃貸」という選択肢を前向きに検討することで、充実したセカンドライフを実現できるでしょう。