高齢者の方がお部屋探しをする際、「広さ」が気になってなかなか契約に踏み切れないというのはよくあることです。
特に長年暮らしてきた住まいと比べると、新しい部屋はどうしても狭く感じたり、収納や動線に不安を覚えたりするものです。
ただし実際には、広さそのものよりも「暮らしやすさ」や「安心感」が生活の質を大きく左右します。
ここでは、高齢者の住み替えにおいて部屋の広さにこだわり過ぎない考え方と今後の生活に向けたアドバイスをご紹介します。
広さへの不安は自然な気持ち
多くの方が内見をすると、まず部屋の面積を基準に判断しがちです。
「今までより狭いと息が詰まるのではないか」「荷物が入りきらないのではないか」という不安は誰にでもあるものです。
しかし現実問題として、広さは必ずしも安心や快適さに直結するわけではありません。
むしろ高齢期の暮らしでは、「使いやすさ」「安全性」「過ごしやすい距離感」のほうが、広さ以上に重要になります。
広すぎる住まいの落とし穴
戸建てやファミリー向けのお部屋など、ゆとりのある空間には確かに解放感があります。
しかし高齢期になると、広い住まいには次のような負担が伴います。
掃除や片付けにかかる手間と体力
動線が長くなり、移動に疲れる
夜間にトイレまで距離があると転倒のリスクが高まる
使わない部屋が増え、空調代や光熱費がかさむ
「広ければ安心」という時期を過ぎると、むしろコンパクトな空間のほうが暮らしやすくなるケースも少なくありません。
コンパクト空間がもたらす安心
適度な広さのお部屋は、実は多くのメリットを持っています。
家事動線が短く、日常生活が楽になる
家具や収納がすぐ手の届く範囲に収まる
ちょっとした移動で疲れにくい
エアコンも効率よく働き、快適な室温を保ちやすい
「広さ=ぜいたく」ではなく、「ちょうど良さ=安心」と考えることが、住み替えの成功の秘訣です。
荷物の整理が新たな一歩に
「今の荷物をどうしよう」と悩む方も少なくないでしょう。
しかし、住み替えは「持ち物を見直す絶好の機会」でもあります。
長年使っていない家具や洋服を整理することで、本当に必要なもの、大切なものだけに囲まれた暮らしが実現します。
また近年では収納サービスやトランクルームも数多くでてきており、それらを利用することで、普段使わない荷物を別場所に保管することも可能です。
そして結果的に、心の負担も軽くなり、毎日の生活がすっきりと整っていくものです。
どうしても広さが必要なときは?
どうしても部屋の広さに妥協できない場合は、その他の部屋探しの条件を見直してみることも大切です。
たとえば、予算(賃料)やエリア、築年数、設備に関して柔軟に考えることで、より希望に近い広さの物件に出会える確率が高まります。
具体的には、希望していたエリアを少し広げることで選択肢が増えたり、築年数がやや古い物件を選ぶことで、同じ予算でも広い部屋に住める場合があります。
また、賃料の上限を多少調整する、駅からの距離や階数を工夫するなど、条件の優先順位をつけて見直すことも効果的です。
一歩踏み出す勇気が未来を変える
お部屋の広さが気になって決断できないときは、「安心」「暮らしやすさ」など、自分にとって本当に大切なものは何かを改めて考えてみてください。
コンパクトで安全な空間に必要なサポートが揃っていることが、これからの生活を豊かにします。
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